新要素の多くがプレイを進める上での「阻害」となっている。
RDR2は非常に面倒臭いゲームだ。
ファストトラベルはキャンプをアップグレードすることで使えるようになる。
演出が入るので間がある(ロード時間同等かも)
これまでのファストトラベル出来るゲームよりアクセスが悪い。
さらに普通に行動するだけでも様々な弊害がある。
食事や睡眠をとらないと能力値が低下し、普通に行動するのもままならなくなる。
犯罪も懸賞金として蓄積されGTAのように逃げたら終わりとならない。
犯罪も懸賞金として蓄積されGTAのように逃げたら終わりとならない。
ドラクエなら調べる一回で終わる。
動くために睡眠や食事をとらなければならない。
ただでさえ目的地に行くのに時間がかかるのに、この面倒臭さ。
たしかにリアルではあるのだが・・・
便利な機能がついているオープンワールドを色々と経験した後だったので、なおさらそう思った。
<慣れると面倒臭さが楽しさに変わった>
そういう事である。このゲームは、順応するのにやや時間がかかるタイプのゲームなのかもしれない(人によるが)
現代人と西部開拓時代に生きる人の時間の流れ方は違う。自動車、列車、飛行機とそれに伴う交通網の整備によって現代人は高速での移動が可能になった。ゲームでも利便性やテンポが優先されることが多い現代。
そんな状況で登場したRDR2に、私は始めは馴染めなかった。
が、ようやく西部開拓時代に馴れてきた。時間の流れ方とその時代の楽しみ方を
このゲームは西部開拓時代の人間になり切るゲームなのである。
そこで金を節約するため無料で食べれるナッツを食す。凄く嫌な客である。
効率重視。クリアだけが目標か?
そんなプレイの仕方ではRDR2の真価は見えない。
人生先を考えるのも大事だが、その時々を楽しむのも重要である。
金が入ったら賭博ポーカー。最初からオールインワンで運試し。
風呂に入っていないと体が臭くなりNPCの反応が変わる(一番の影響は狩り中に動物に匂いを嗅ぎつけられ逃げられる事かな)
風呂に入って特別サービスを受けるのも、いい気分転換になる。
メインクエストを優先してプレイするより、寄り道することが、この世界を知ることになるかもしれない。帰り道の近くに小屋がある。寄ってみるか
いつか箱買い(大人買い)したい。装飾しても性能がアップするわけではない。この世界(ゲーム)を楽しむ一要素。
素材を集めて狩りに没頭したり
映画を見たり
他人の馬の荷から盗ろうとして、馬から足蹴りされ死んだり
長い時間時間を共にした愛馬をかわいがったり。
「室内を捜索するから、その間鞍を外してあげたり」
意味あるか分らんが、そういうなりきりプレイが楽しい。なお馬に積んでる獲物を下すのは、馬の好感度が上がった。
写真を撮るのも楽しい。
それが当たり前になったから。この時代(ゲーム)に馴れたから。移動に時間がかかるのも味わいが変わってきた。面倒なリアルが、素晴らしいリアルに変わった。
(クエスト中の自由度の無い移動は、相変わらず前作から好きじゃないけど。スキップしたい)
人は変わる。
焦るな。じっくり楽しもうぜ。
経験で受け入れられなかったものも享受できるようになった。
妥協ではない。それは進化である。人は成長する。
このゲームがどうしても合わない人もいるだろう。
人を選ぶゲームである。合う人は大好きになれるゲームだろう。
とにかくにも合う合わない別にして凄いゲームなのは確か。
不便だがリアルな西部開拓時代に飛び込んでみないか?
コメント
コメント一覧 (2)
自分はスーパーマンじゃなく、西部時代を生きる人の一人と考えると深くハマれますよね。
メインストーリーはこのゲームではメインじゃなく、添え物。メインストーリーを追う作業より、酒場でナッツを食ってる方が楽しい、そんなゲームなんですよね。
メインストーリーが、添え物・・もう少しとっつきやすい話だったら評価も違っただろうな。これはこれでいいんだけど・・
いわくらさんが言う「酒場でナッツを食ってる方が楽しい、そんなゲームなんですよね。」その通りでございます。分かりやすい♪