始めネタバレと分けようかと思ったけど面倒なんで・・・ネタバレも含んでおりますのでご注意を。もう公開も終了するだろうしね・・・

私にとってGuardians of the Galaxy Vol. 2(以下GOTG2)はキャラ映画である。
キャラの今後の動向が気になる映画。その活躍を楽しむ映画。

私は、ちょい前までは、そういう見方を映画にしたことが無かった。
TVドラマだとよくあるけど「渡る世間は鬼ばかり」とか・・・

そういう見方で楽しめる映画は「ワイスピ」と「GOTG2」くらいだ。
それくらいキャラクターが魅力的とも言える。
日常系アニメの楽しさ(仕組み)が長年理解できなかったが、ようやく理解できるようになった。
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前回に続き今回もキャラ達が生き生き動きおおいに楽しめた。
2作目なんで、前作のノリを知っているので、いかなる新パワーが出てきてもすんなり受け入れられたが、初見の人は??だろうなぁ。ノリも含めて。初めから全開ですから。

ヤフーのレビューみると☆1の人は前作見てなかった人が多かった。あと複数人ボブ・サップ(両方☆1の人だった)が出てると勘違いしてる人がいた・・・正しくはヴィング・レイムス。
とは言うものの私は一瞬マイケル・クラーク・ダンカン(故人)かと思ってしまったが・・・

追記:楽曲がガンガンかかるのが良い。ワイスピは少なくてそこが不満だった。ミュージッククリップみたいにノレる映像だ。

久しぶりに字幕で見たけど。この映画は役者さんが極端な喋り方で面白いんで、吹き替えがオリジナルを損なうと言われるのがよく分かった。ボカロが進化して役者さんの喋りを分析して同じ声で日本語音声に変換できるような技術が開発されればいいのだが・・・

あと多用な公開方法があるのはいいんだけど、3D字幕がいい人。IMAX・4DXいらなくて3Dが見たい人が、いたりと新たな問題も発生しているなと思った。

色々言われたタイトルは、集客したくてvol.2と付けずにリミックスとつけるのは、作品的には「?」だが、商業的には理解できる。成功すればよいのだが・・・
 
意外に苦戦中!? ファン絶賛『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の興行を分析


2014年9月に公開されて累計興収10億7000万円を記録した前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の初動の週末成績は動員17万6233人、興収2億2414万5400円であったから、IMAX3Dや4DXやMX4Dなどの上映館で数字を稼いでいる分だけ興収では上回っているものの、動員では微減していることになる。これは少々意外だった。~中略~

劇場では子供の客があまり目立っていなかったという報告もある。ただ、同じく観客の年齢層が高く、複数のヒーローが登場するDCの『スーサイド・スクワッド』(2016年9月公開)が、これまでのアメコミ・ヒーロー映画の客層とは違うリア充層にもアピールして、シリーズ1作目にしていきなり初動の週末興収3億9000万円、累計興収17億6000満円を記録したのと比べても、劣勢を強いられていることは否定できない。
http://realsound.jp/movie/2017/05/post-5106.html
TVCMいっぱいしていたのだが・・・。前作見に行った人が戻ってこなかったのか・・・
日本版ポスターの売り文句の

「銀河の運命は彼らのノリに託された」

そのノリに多くの人がついて行けなかったのだろうか・・・

コメディーぽい作品を日本でヒットさせるの難しいからね・・・アメリカのコメディーは日本では受け入れられてないからな~。

笑って、泣けて、恋愛あり、アクションあり凄い映画で、今回はTVCMしまくってタイトルもご新規さんに向けたものにしたものの・・・どうにも日本でヒットしきれないガーディアン(長い)ことGOTGv2でした。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」に隠されたイースターエッグとカメオ出演まとめ
http://jp.ign.com/guardians-of-the-galaxy-2-1/13673/feature/
色々勉強になる。

<登場人物の印象>


◆ピーター・クイル

主人公。印象は、普通のイケメンヒーローっ感じ。

人によって「ピーター」「クイル」言われるから「クイルって誰?」ってなったけど主人公の事か。「スターロード」とも言われてたな・・・

今回(前から?)ゲーマーであることが判明し少し好感度が上がる。外国でのパックマン人気凄いですね。「ピクセル」でも見たから驚いた。

今回ソニーのウォークマンがお役御免になってしまい。次は「Zune」です。
何それ??実在だと問題があったのか?と思ったが、これも実在しているもので
マイクロソフトが出していたmp3プレイヤーのようです。ipodに敗れ販売終了。
アマゾンで検索しいても商品レビュー1件もなし。そりゃ知らんわ・・というか日本では発売してないのか。

◆ガモーラ

強くカッコイイお姉さんキャラ。

DV親父(サノス)の劣悪な育成環境が原因で、争い合う姉妹。
戦闘機のどデカい機関銃を担いで妹に向けて乱射する様が、凄まじい。
次回は、姉妹二人でどデカい機関銃をぶっ放しそうである。

主人公との関係は、まあ良くある感じで可もなく不可もなく。

とはいえこの2人が普通なのが物語を支えていると思っている。
他の生物が変なのばっかだから収集つかなくなる。

◆ドラックス

猪を擬人化した感じ(人間じゃないけど。というか全員人間じゃない)
三国志で言う張飛なキャラ。

今回は言葉のあやが通じないシーンなかったな。あれ好きだったんだが・・・
(「恥ずかしく穴があったら入りたい」⇒「何の穴?」みたい系の)

今回は新キャラのマンティスをひたすらブスブス言ってた印象。
でも好意を寄せてはいる。ここが常人と違う所で、嘘をつけないドラッグスは、
「好きだから良く見える」または「相手に喜んでほしいおべっか」という観念がなく。
「好きだけど、ブスはブス」と正直なお考え。

まあ確かに、良い感情を抱いたからといって造形物の造形が変化する事はないからな。
感状や考え方の変化で、それが良く見えるようになるという変化はあるだろうけど。

そういう事は一切起きない一本気なドラックスさんでした。

私自信も「好きなものは好き」「嫌いなものは嫌い」で、それが揺らがない&言葉のあやが通じないのもあり、その性質が似てるねと嫁に言われた。

◆ロケット・ラクーン

ロケットに下の名がある事知らなかった(コメントで知った)&ラクーンがアライグマの英語とは知らなかった。いや~お恥ずかしい。

一番好きなキャラである。小さくて生意気・・ベジータか?
今回単独でのアクションシーンがありアライグマの特性を生かした動きが見れて良かった。

今回、ドラックスに恋人っぽいキャラがいたが、ロケットにも今後現れるのだろうか?
猫とか犬かな・・・グルートは、花とかか?


◆グルート

前作見る前は、一番地味なキャラだろうと思ってた。
学校での演劇での「役:木」的なキャラかと思ったが・・・ある意味一番目立っている。
「役:木」界のスーパーエリートである。

すぐ忘れる&すぐ間違えるキャラ。
今回劇場でそんなに笑いは起きなかったんだけど、何故か切れた親指を持ってきた時に複数人が爆笑した。それだけだったかな大きな笑いが起きたのは・・・切れた指で爆笑・・暴力団の方だったのか??自分は別のグルートがやらかしそうな場面で笑っ・・いをこらえた。

エンドクレジットのオマケ映像が多かったですね。あやうく思春期オタク引きこもりグルート見逃すところでしたよ。あれ見れないとかなりガッカリする。見れて良かった。

嫁が一番好きなキャラ。映画の感想は?「グルート」面白かった?「グルート」・・・ってなった。GOTG敵は正しい感想だが。

嫁が絶対おもちゃを欲しがると思い。良さげな出来で価格もいい感じのものがあったので予約しといた。
S.H.Figuarts ロケット&ベビー・グルート
これで少しはグッズ出費を抑えることができれば・・・と思っていたが・・・。
nuigigiyhi
juihiu
効果無し。こういうのが一番金かかるんだよね・・・
まあほとんど嫁の金でやりくりしてるから文句は言えないのだが・・
何に金を払うかの比重の価値観はそれぞれ違うしね。

◆マンティス

私は見ている間すっと東アジア人の役者さんかな?ハリウッドが人気取りに中国人の役者を起用したのかとばかり思っていました。

なんでドラックスがマンティスをずっと「ブスブス」言ってるのがアジア人を不細工と言われてるみたいでイラッときました。とはいえドラックスの好みの外見は、化け物系なんで、普通の観念だと美形って事なんですがね。

調べたら欧米の方でした。顔じゃ国籍は分かりませんね。このキャラは今後スタメンになるのでしょうか?

◆ヨンドゥ・ウドンタ

何か凄い攻撃方法の人。弓が自由自在に動き敵を殺害していきます。
今回は、準主役級でいっぱい出てきます。

今回攻撃以外の使い道も披露してくれました「メリーポピンズ」
じゃあ、あれ持って高速で空も飛べるのかな?と思ったが、その辺は、体重うんぬんで無理って設定なんだろうな。安全に降下する時には使えると・・・

他の方のレビュー見て気づいたけど「クリフハンガー」でスタローンと共演してたあの人か~嗄れ声で思い出したわ。いたいた。

◆エゴ

カート・ラッセル。「ワイスピ」でも見たからなんだかお腹いっぱい。
典型的な最後面のボスの思考。人は力を持ちすぎるといけませんな(人によって)

主人公が、スーパーマンばりの力を得て戦うので、今後はどんな大敵も楽勝ジャンとおもったのですが、エゴさんが「俺を倒せばその力も消えるぞ」と説明してくれたので一安心でした。

◆デビッド・ハッセルホフ

「ナイトライダー」の人。私はテレ朝で夕方やってた西部警察とやってたの見てた世代なんで分かるんだけど・・・若い人は分かるのだろうか・・・。

◆スタカー・オゴルド

スターローン出てくると知らんかったんで驚いた。
まだまだ元気そうだな。ランボーの新作待ってます(1と4が好き)

◆ハワード・ダッグ

前作、最後に隠れキャラが出ると聞いて「誰だ?誰だ?」と思ったら「ハワードダック」
ほとんどの観客「???」(俺は知ってた)今回はZUNEに俺も「???」

こういう所が、日本で人気爆発しないとこでしょうか?

最後に、前作に続いて今作も泣きました。泣きそうなのは色々あるけど泣くのは少ない中シリーズで続けて泣かせるとは恐るべし。

私が映像作品で泣いたので記憶にあるのは、子供の頃TVでやってた雲仙普賢岳土石流の再現ドラマとガーディアンシリーズだけです。謎


<嫁の趣味>
嫁がニコニコしながら百均で
小さい鳥かごを買ってきた。
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グルートのスタンプフィギュアを入れてニヤニヤしてた。
まあ確かにこういうシーンあったけどさぁ・・・

嫁「鳥かご型のエアープランツ(植物)を入れるやつだからね」
と力説された。理に叶っているというのを言いたのかな?(グルートは植物)

私もゲームで色んな顔作ってニヤニヤしてるし、人ぞれぞれの価値観がありますね。

日本でもGOTGがヒットするような価値観が増えればいいものです(終)

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